初めて乗ったときはなんの変哲もない集落を走る車窓風景でしたが、廃止直前に乗ると一面の菜の花畑が現れてびっくりしてしまいました。
菜の花が散る前に、味のあるバス路線がまた1つ散ってしまいます。
初めて乗ったときはなんの変哲もない集落を走る車窓風景でしたが、廃止直前に乗ると一面の菜の花畑が現れてびっくりしてしまいました。
菜の花が散る前に、味のあるバス路線がまた1つ散ってしまいます。
南海高野線とJR和歌山線が交差する橋本市はベッドタウンとして宅地開発が進められており、南海りんかんバスがベッドタウンに路線バスを走らせていますが、昔ながらのローカル路線も残されています。
山内線は1日数本ののどかなローカル線ですが、このすぐ近くには巨大なニュータウンがあり、そちらの方が圧倒的多い本数でバスが運行されています。
和束町の中心部をさらにのぼっていき、山深さを増していきますが、途中にはちょっとした集落が残っています。
田舎路線あるあるですが、近くに拡幅された道があるものの、バスは律儀に集落の中を通っていきます。
奈良交通 和束木津線は京都府内で完結する路線ですが、もともとは、奈良県から京都府を経て滋賀県の信楽、貴生川を結ぶ国鉄(JR)バスの近城線がルーツでした。
そのため、バスは滋賀県の県境近く(と言っても4km近く離れていますが)まで運行され、途中には信楽、水口 ちかみちという看板もあります。
ただし、バスはこのちかみちルートではなく、和束清水橋で分岐する別の道から滋賀県入りしていたようです。
京都府南部に位置する和束町はお茶の一大産地で、バスに乗っていると、あちこちでお茶畑を見ることができます。
このあたりで取れたお茶も宇治茶といわれているようですが、品質が高いため、和束茶という独自ブランドでも売り出しているそうです。